富山県出身。
幼少より母・黒川雅皓（生田流正派大師範）に手ほどきを受け、2歳で初舞台。
東京藝術大学音楽部邦楽科生田流箏曲専攻卒業。同大学院修士課程音楽研究科修了。
NHK邦楽技能者育成会卒業。
NHK邦楽オーディション合格。
文化庁新進芸術家国内研修員として人間国宝・故藤井久仁江師に九州系地歌を師事する。荻江節・河東節を山彦千子氏に師事。
現在、箏・三絃を深海さとみ師に師事する。

受賞歴としては、賢順記念全国箏曲コンクール銅賞受賞、長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール奨励賞受賞、平成18年度「北日本新聞芸術選奨」受賞、平成19年度　富山県ひとづくり財団より「とやま賞」受賞、第14回長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール「最優秀賞・文部科学大臣奨励賞」受賞がある。

その他、富山県文化功労「文化分野」表彰、富山県射水市市政功労「イメージアップ部門」表彰される。また、（財）日本伝統文化振興財団主催　第8回邦楽技能者新人オーディション合格し、ビクターよりCD発売している。作曲では宮城道雄記念コンクール作曲部門第2位受賞。
平成13年からは富山大学教育学部音楽科非常勤講師を務め、平成14年に黒川邦楽院を設立し、学院長を務める。
黒川邦楽院創設記念、翌年には一周年記念「黒川真理　箏コンサート」を開催する。平成16年に「黒川真理　箏・三絃リサイタル」を富山にて、平成17，18年度には文化庁芸術祭参加「黒川真理独奏会」を東京にて行い、以後毎年、富山と東京にてリサイタルを開催している。リサイタルの功績より、国立劇場主催「明日を担う新進の舞踊・邦楽鑑賞会」に出演し、第14回長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール「最優秀賞・文部科学大臣奨励賞」受賞により、NHK教育テレビ芸能花舞台「今輝く若手たち」に出演している。

富山県主催事業としての富山県芸術祭では、作曲・公演により好評を博し、2003「箏と舞による幻想曲『紅葉狩り』」は利賀芸術公園の他、日本ＥＵ富山舞台芸術代表団員としてチェコ国立劇場でも公演し、2008「たゆたいて風の蝶」は富山とモナコのガルニエ国立劇場、2009「幽玄の世界〜今昔〜」は利賀芸術公園の他、2011年に再演。
2010年にはN響コンサートマスター篠崎史紀氏を迎え「黒川真理 箏コンサート 〜煌めき〜」を開催し、2011年は富山県 芸術鑑賞 邦楽公演「春響～いと・たけ・舞～」公演、富山県芸文協派遣事業としてベルギーのヘント国立劇場、カルロス・ボロメウス教会で公演、平成23年度国際交流基金海外公演助成事業・財団法人松翁記念財団助成事業として劇団文芸座とともにフィンランド公演を行う。その他、富山県芸術文化協会派遣事業において、海外公演多数。

グループ活動としては音鳥’sを2003年結成し2009年7月１stアルバム「星月夜」発売する。
2005年にDuo「真結」を結成し山田流生田流のコンビでジョイントコンサートを行っている。
また、東京芸術大学卒業生による「あいおいの会」では邦楽オーケストラに参加している。